フォーマルだけでなく、カジュアルにも使える応用範囲の広い真珠。
「美しい思い出は、いつも真珠と共に…」の言葉通り、いつまでもその輝きを大切にしたいものです。さぁ、真珠についての知識を深めて、美しさに一層磨きをかけましょう。








真珠でもっとも大切なのは、内側から光沢”てり”と呼ばれる色を伴った輝きです。
一定以上の※”まき”があると、光の作用により、ピンクやグリーンの色が見られます。これらは干渉色と呼ばれています。そして、真珠層を作る結晶がキレイに積み重なっていると、真珠の頂点付近からまぶしいばかりに輝きます。
ピンクやグリーンの色が強い輝きとともに見えるのが、よい真珠です!
パールクリニックでは、実際に光透過装置を使い”まき”とその断面を、またオーロラビューで ”てり”をお確かめいただけます。
※まき:核を取り巻く真珠層の厚さ。








干渉色とは別に、真珠には個々が持つ特有の色、実体色があります。真珠層は、炭酸カルシウムとたんぱく質でできており、このタンパク質に含まれている色素が、黄色や黒といった色になっています。この実体色には何色がよいとかはなく、好みの問題となります。
真珠の美しい色は、干渉色と実体色が重なり合って生まれたものです。
パールクリニックでは、この様子を図解でご紹介しており、真珠の色を総合的にご理解いただけます。








前述のとおり、真珠は炭酸カルシウムとタンパク質でできています。だから、ダイヤや他の宝石とは違った性質がたくさんあります。そこで真珠の特製をご説明しながら、使用時の注意や保管方法などについてご紹介します。

特性1
硬   度

宝石類の硬度は、ダイヤを10とするモース硬度で表示されます。真珠のモース硬度は、コンクパール(6)などを除いて、3.5が一般的。これはソーダガラス程度の硬さで、神経質になるほど弱いわけではありません。しかし乱暴に扱っていいわけではありませんので、キズつく危険は避けて扱ってください。ネックレス等が装用中にキズつくことは極めて稀でしょうが、指輪は硬いところにあてないようご注意ください。
キズを避けるため、真珠は他の宝石と離して保管することをおすすめします。

特性2
弾   性

真珠は数百から数千の層でできているため、万が一落とした時も衝撃が吸収され、損傷が避けられる場合が多いものです。これはエメラルドなどと比べてみても、まったく違った性質です。
丸くて転がりやすいので、ネックレスの糸切れのないよう、こちらで紹介しているメンテナンスを!


特性3
化学的性質

真珠をつくる2つの成分、炭酸カルシウムとたんぱく質の性質が、そのまま真珠の化学的性質となります。炭酸カルシウムは、お酢などの酸に弱い性質です。そしてたんぱく質はアルカリに弱く、また温泉の硫化水素などにも反応します。お料理の時や、入浴時に真珠をはずすのはこのためでもあります。
かかった程度であれば、すぐに水で流せば大事にはいたりません。
また、私たちのカラダには、汗と一緒に弱アルカリ性のアンモニアや、弱酸性の元となる脂肪などが容易に蒸発しない粘着状態で分泌されます。これらが長い間に、少しずつ影響を与えることが考えられます。
装用後は、必ず柔らかい布などで拭いてください。また、できるだけ温度・湿度が安定した場所で保管しましょう。(桐のタンスや容器が適するのはこのためです)
パールクリニックでは、湿度調整のできるケースをご用意しています。








いつまでも美しく、大切に使いたい。そう思っていても、使っている間に思わぬ汚れがついてしまうもの。もしお手持ちの真珠で気になる部分がございましたら、一度パールクリニックへお立ち寄りください。専門スタッフがあなたの大切な思い出を美しくよみがえらせます。

糸替え
【連のゆるみが、替え時です。】

糸の伸縮力がなくなり、数ミリのすき間が見られたら糸替え時期。糸はたくさんの細かい繊維で紡がれているので、真珠の孔口で擦り切れることが多く、ある限度を超えると一気に切れてしまいます。「ゆるめば早い目」それが、賢いポイント。通常の糸替えは、その場で仕上がりますので、お気軽にお立ち寄り下さい。


クリーニング
【細かな汚れもキレイにふき取ります】

汚れが残りやすいネックレスの孔口部分は糸替え時にクリーニング。
また、指輪やペンダントの汚れの場合は、クロスふき取りから洗浄機クリーニングまで、普段は目につきにくい裏側の汚れもきれいに落ち、美しさがよみがえります。


リフレッシュ
【曇りがちな真珠を元の輝きに戻します。】

真珠が曇ったように輝かなくなった場合は、一度スタッフにご相談ください。様々な原因が考えられますが、軽度のものであれば、専用のお手入れクロスを使って元の輝きに復元します。


キズの消去
【気になるキズをなくします。】

真珠についたキズは、軽度のものならパフ消去することができます。
また金属部分のキズ消去もご相談ください。


リフォーム
【あなた好みのデザインに生まれ変わります】

流行に左右されにくい真珠製品。でも、デザインを替えてみたいご要望があるのも事実です。そんな折にも、クリニックをご利用ください。既製枠やオリジナル制作など、ご予算に応じてご相談いただけます。

※リフォーム パターン例



キチンとお手入れすれば、いつまでも美しく輝き続けます。

リフォームにつきまして、 詳しくはお気軽にお問合せ下さい。
メール:pearl@taiyo-pearl.co.jp  TEL: 078-252-8580





 真珠の種類 
※(母貝区分)アワビ・コンク・一部の淡水真珠以外、鑑別書では養殖真珠と表記されます。

あこや真珠
真珠の代表格 日本広域・中国・ベトナム・カンボジア・韓国のあこや貝から産出
白蝶真珠
ビッグサイズが特長 オーストラリア・インドネシア・ミャンマー・フィリピンの白蝶貝から産出
黒蝶真珠
ピーコックカラーが人気 タヒチ(フレンチポリネシア)・クック諸島・沖縄の黒蝶貝から産出
マベパール
半形ならではの大きさが魅力 奄美大島のマベ貝から産出された半形真珠 ※半形真珠は白・黒蝶貝からも産出されます
淡水真珠
パープル・オレンジ等、色彩豊か 池蝶貝<琵琶湖/利根川>、ヒレ池蝶貝<中国>、天然ピッグトゥ<アメリカ>から産出
アワビ真珠
稀少性の高い天然アワビ真珠 クジャクアワビ<アメリカ>から産出
※過去には日本の天然アワビから半形真珠が産出
その他
極稀少の天然真珠 ピンク貝<カリブ海>からコンクパール、ハルカゼヤシ貝<南シナ海>からメロパールを産出



 模造真珠の見分け方 

技術の発達により、最近の模造真珠は一目で判別しづらくなっています。
機器を使わず、判別してみましょう。

1.
擦り合わせてみましょう。
摩擦の大きさが決めて。模造真珠はツルツルしています。
2.
ネックレスの孔口の大きさを見てみましょう。
模造真珠は一般的に大きく、形にも崩れがあります。
3.
手の平で重さを量ってみましょう
一般的に軽いのが模造真珠。しかし核が貝殻なら差がわかりにくい場合があります。
4.
珠の揃いをチェックしましょう。
全体的に色が不自然で揃い過ぎている場合は、模造真珠の注意が必要です。



パールクリニックは大洋真珠の
カウンセリングコーナーです。

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メール:pearl@taiyo-pearl.co.jp  TEL: 078-252-8580